ガンチンコ解決!PowerPointの画質劣化を抑えてPDF化する3つの決め手。Word・Excelにも対応♪
PowerPointで作った素材を印刷すると、文字や画像の劣化が気になります。
スライドそのものを印刷したときは、それほど気になりませんが
PDF化して印刷すると、文字が潰れたり画像が粗くなったります。
そこで、PowerPointの操作だけで画質を落とさないでPDF化する方法を紹介します。
(なお、以下に解説する内容はWord・Excelにも一部適応できます)
① 詳細設定で最も高画質を選択(Word・Excel 共通の操作)
1.「ファイル」をクリックして、次の画面で「オプション」をクリック
2.「詳細設定」をクリックして「ファイル内のイメージを圧縮しない」をチェック、「330ppi」や「220ppi」などを選択
上記の画像④の操作は、パワーポイントのバージョンなどによって異なるようなので
表示された項目の中で最も解像度が高いものを選択して下さい。
② 印刷レイアウト画面で「高品質」をチェック(PowerPoint のみの操作)
1.印刷画面を開いて「フルページ サイズのスライド」をクリック
2.「高品質」をクリック
(プレビュー画面によっては、上段の「用紙に合わせて 拡大/縮小」もチェック)
③ 「印刷画面」からPDF化する(Word・Excel 共通の操作)
ポイントは「名前を付けて保存」ではないことです。
あまり知られていないようですが、
Word・Excel・PowerPointをPDF化する方法には「名前を付けて保存」の他に
これから紹介する印刷画面からPDF化する方法があります。
1.印刷画面を開いて、プリンターから「PDF」を選択
2.「印刷」をクリックして、保存場所を指定して保存
PDF化した後の画質の劣化が気になる場合は
このように印刷画面から出力して保存すると解像度が高くなります。
微妙な違いが分からない方は、
試しに、印刷画面からPDF化したファイルサイズと
「名前を付けて保存」からPDF化したファイルサイズを比較してみて下さい。
印刷画面から出力したほうがファイルサイズが大きくなります。
(これ以降に追加情報を掲載)
私の場合「名前を付けて保存」からPDF化したもの(上記画像の保存方法)では、
スライドの文字が潰れてしまいましたが、印刷画面からPDF化すると、文字が潰れませんでした。
また、上記画像の「名前を付けて保存」から「ツール」をクリックして
解像度をいじくることもできますが、思うように画質を維持できませんでした。
ぜひ、みなさんも本記事が紹介した3つの決め手を押さえてPDF化してみて下さい。
あなたのお役に立てたなら嬉しいです。
それでは、プレゼンの成功をお祈りします。
※ 追加情報
「名前を付けて保存」からPDF化したものよりも
「印刷画面」からPDF化したもののほうが
印刷出力したときに少し画面が縮小されるようです。
また、PDF化する内容によって必ずしも本記事の解説通りにならない場合があります。
以下に、いくつかの調査結果を記しておきます。
元のPPTスライドが文字中心の場合、
印刷画面出力すると、文字は潰れず、ファイルサイズは大きくなりました。
元のPPTスライドがほとんど画像の場合、
印刷画面出力すると、ファイルサイズが明らかに小さくなりました。
よって、元のPPTスライドにどのような内容を掲載しているかが重要な模様です。
気になる方は、実際に印刷出力して確認することをおススメします。
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