只今、執筆中!٩(o-o)/ 第4話『誤解』

QCに対してネガティブな声が多いことには理由があります。それは1980年前後に日本でブームが起きたときだけでなく、今も同じような声が聞かれるのも含めて「ヒト」という視点がモレていたからです。

このような事例はブームが起きたときに見られる典型ですが、失敗した会社について焦点を当てると見えてくるものがあります。それは失敗する会社は「何を取り入れても失敗する」ことです。QCに限らず最先端機器を導入しても、優秀な社員を採用しても失敗します。

逆にいうと、QCを取り入れて成功した会社は、会社をつくるのは「ヒト」ということを理解していたといえます。

このように考えれば「会社をつくるのは、ヒト」を実行できなかった経営者や職場で働いた人たちがQCに対してネガティブな感想を持ちつづけていることを理解できます。

ここで私が偉そうに「会社をつくるのは、ヒト!」と言うのは簡単です。だから、あまり大きな声では言うつもりはありませんが話しの流れ上、大目に見て下さい♪

確かにQCには、ヒトの視点がモレやすい側面があります。今では「ヒト」についてQCは明文化していますが、独自解釈している人は少なくありません。

QCがブームとなったときに、酷い会社ではサービス残業を強いる事態が多発したことは歴史から読み取ることができます。くり返し断っておきますが、それは経営者がQCを誤って解釈したことが主な原因です。

たとえるならQCを誤解している人は、切れ味が悪くなった包丁を買い換えるためにホームセンターに出かけて「すみません。人を傷つけることができる包丁売り場は、どこですか。」と店員さんに声をかけるようなものです。

QCの本質を理解していれば「QC?昔、ヤラされた。」などのネガティブな感想を口にすることはない、というのが私の持論です。

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