只今、執筆中!٩(o-o)/ 第3話『驚きの声』

就職ときどき失業をくり返した私は、さまざまな職種の経験を活かして経営コンサルタントとして独立することにしました。

「経営コンサルティング」という仕事は、自分の得意分野を打ち出す必要があります。私にとって、その答えは簡単でした。もちろん、QCです。そこで独立する前(サラリーマンのとき)に「他の人は、QCをどのように思うのか」を事前に聞いておこうと、色んな人に聞き込みを行いました。

すると、私が想像していた声とは違って驚きの声ばかりでした。私は「QC、スゲェ!!!」という印象から本を書こうと決めたのに

「QC? 昔、ヤラされた。」「あんなの古いよ。もう今の時代は……」といったネガティブな声ばかりだったのです。

「俺、QC嫌いやねん!」と、初対面の私の自己紹介を遮って話し出す経営コンサルタント、「なぜ、トヨタ自動車が取り入れているものをマネしないといけないの?」と質問する人材育成の担当者もいました。

私にしてみれば、これらの感想に対して「なぜ……」という残念に近い気持ちになることは何度もありましたが、逆にこれらの感想を私はエネルギーに変えることにしました。つまり、これらの感想を「クレームは宝の山」として前向きに捉えることにしたのです。

こうして私はQCをポジティブに捉えられるものとして、多くの人に知ってもらうために○○○○S(仕事に関する本)を執筆する道を本格的に歩むことになりました。

ここで、そろそろ当記事に飽きてきたあなたは1つの疑問を浮かべていませんか。

「実際のところQCの知名度って、どうなの?」と。

もちろん、QCの知名度は、それなりのものです。トヨタ自動車、パナソニック、日本IBMなどが積極的に取り入れ、今もなお成長しつづけている一流の学問です。

関連本をはじめインターネット上でもたくさん紹介され、大学で専門に教えている方もおられます……致命的なモレをほとんど放置しながら。

では、その致命的なモレとは何か……

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