只今、執筆中!٩(o-o)/ 第10話『偶然の、幸運の、』

ある日のこと。さらにQCの知識を深めようと書店に出かけたときのことです。

目的の書籍が置いてある棚に向かう途中、1冊の書籍が目に留まりました。正確な名前までは覚えていませんが『ファシリテーション』という言葉に目が留まったのです。何気なくその書籍を手に取ると「ファシリテーションとは、会議を円滑に進める……」のようなことが書いていました。

私のようにQCの実務経験が乏しい人間にとって「会議を円滑にする……」は前から知りたかったことでした。この言葉を私の記憶に留めて、その書籍は書棚に戻しました。

帰宅後インターネットで「ファシリテーション」を調べてみると、また幸運が訪れました。ファシリテーション協会というものがあり、近々ファシリテーション基礎講座があるとのことです。

私は何を隠そう「本を読むのが嫌い」なので、セミナーに参加すれば要点を効率的に手に入れられると考えました。しかも、基礎講座は1,2ヶ月後だったと記憶しています。この機会を逃すと、私の記憶から「ファシリテーション」という言葉は確実に忘れ去られる自信がありました。

そこで私には少し高額でしたが、清水の舞台からド派手にダイブするように「申し込み」ボタンをクリックしました……。

ファシリテーション基礎講座は良かった、衝撃的!と言えるほど良かったのです。これは後から知ったことですが、登壇された講師も素晴らしい方でした。その後、ファシリテーション協会の会員として1年間だけ参加することになりました。

さらに、幸運はつづきます。ファシリテーション協会の初代会長は、関西の定例会に頻繁に参加されていたのです。これの何が幸運だったかというと、この方は以前の勤務先でQCを嫌というほど学んだ方だったのです。さらに、その方が執筆した『ファシリテーション入門:堀公俊(日経文庫)』には「ファシリテーションは社内で運用していたQCと同じようなもの」という主旨の記述があったのです!

つまり私は偶然、書店で目が留まった「ファシリテーション」という言葉に引き寄せられ、QCの実務経験が骨の髄まで染み込んだ方から「QC運用の良質な模擬体験」を得られたのです!

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